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結局ゲーム

今年遊んだPS4作品の紹介とか感想 Ver.2020 その1

えー、だらだら書いてたら2021年になりました。

いや先に言い訳させてもらいますと、今回はちゃんと全ての作品を遊び終えてから感想を書こうと思ったんですよ。

そう決意する原因となった2019年版の感想がこちらなんですが

shinnos.hatenadiary.jp

shinnos.hatenadiary.jp

当時まだ序盤しか遊んでいなかったサクラ大戦を良ゲー扱いするという過ちを犯してしまったので、今回は全作品クリア後に感想を書いています。

ですから今回ばかりは取り扱った作品の評価が後に変わることはありません。多分。

多分ね。

 

で、どういった内容なのか改めて簡単に説明すると

  • 2020年に発売された作品限定
  • 現行ハードはPS4しか所持してなく、PCでゲームをやる環境もないので取り扱う作品はPS4のみ
  • ラストに個人的ゲームオブザイヤーを決めるけど、あくまで個人の感想なので好みの影響も大きいよ

といった内容となってます。

 

ちなみに2019年の個人的ゲームオブザイヤーは

十三機兵防衛圏です

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ただ、今年は遊んでいない大作や話題作が結構多いんですよね。

具体的なタイトルを先に挙げておくと

ファイナルファンタジーVII リメイク

(どうせ2作目が発売されるのは何年も先だし…)

ラストオブアス2

(そもそも1をプレイしていない)

Ghost of Tsushima

(遊ぶタイミングを完全に見失なった)

サイバーパンク

(PS4版もPS5版も終わってた)

といった感じで、今年の本家GOTY受賞作品やノミネート作品をことごとく遊んでいないのでそこはご了承下さい。

 

という訳で前置きが長くなりましたがどうぞ。

 

龍が如く7 光と闇の行方

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実はこの作品は全く期待してなかったんですよ。理由は言うまでもなく5と6のシナリオの出来が酷かったからなんですが。

ところが蓋を開けてみたら、ストーリーがびっくりするくらい面白くて本当に驚きました。

いやマジでむちゃくちゃ面白い。

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出てくるキャラクターも良いキャラが多くて仲間にも愛着が湧きますし、そもそもRPGでの序盤のメンバーが

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40歳無職

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41歳ホームレス 

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59歳無職

この時点でもう面白い。

まあこの展開は主人公が桐生一馬のままだと無理だったでしょうし、春日一番への主人公交代は上手く回ったように見えます。

シナリオの出来に関しては当然好みもあるんですが、個人的には龍が如く0やジャッジアイズに匹敵する出来だと思いますし、龍が如くシリーズを遊んだことのない人も問題なく遊べる内容になっているのが偉い。

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また今作でもサブストーリーやミニゲームといった、いわゆるいつもの龍が如くの世界観を余すことなく満喫することができるので、そういった面でもシリーズ入門作品としてオススメ。

今作をきっかけに過去作を遊んだ人も多いんじゃないでしょうか。

ただ、RPG部分に関してはやや難ありな部分もあって、戦闘のテンポが微妙に悪いうえに一部の雑魚敵が無駄に固かったり、敵との位置関係によってはキャラの動きがおかしくなったりと若干気になる部分もあります。

しかも戦闘自体もかなりシンプルな内容なのでゲームオタク目線だと物足りない部分も目につくんじゃないかなと。

ただ冷静に考えると、今作は今までのシリーズガン無視でいきなりRPGに変更されたわけなので、このシンプルさはライトユーザー向けに配慮された結果なのかもしれません。

(そういった部分は育成やジョブシステムの単純さからも見て取れます)

ですので、結果としてはこの仕様で正解だったのかなと今となっては思いますね。

という訳で、コアなゲームオタクにはちょっと戦闘部分が物足りないかもしれないですけど、

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馬鹿馬鹿しくて笑える演出等を楽しむことメインでプレイすれば充分楽しめると思いますので、気になっている人はぜひ手に取ってみてください。

 

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あ、あと堤真一さんかっこよかったです

 

龍が如く7 光と闇の行方 - PS4

龍が如く7 光と闇の行方 - PS4

  • 発売日: 2020/01/16
  • メディア: Video Game
 
龍が如く7 光と闇の行方 インターナショナル - PS5

龍が如く7 光と闇の行方 インターナショナル - PS5

  • 発売日: 2021/03/02
  • メディア: Video Game
 

 



グランブルーファンタジーヴァーサス

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大人気スマホRPGの家庭用ソフトということで、移植としては一つの鉄板ジャンルでもある格ゲーとして今作は発売されたわけなんですけども。

開発はあのギルティギアブレイブルーでお馴染みのアークシステムワークスが担当しています。

このアークは以前にも、ペルソナ4ドラゴンボールを格ゲー化したP4Uドラゴンボールファイターズを世に送り出した実績があるので、原作付き格ゲーとしては間違いないメーカーをサイゲは選んだなというのが第一印象でした。

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演出面に関してはギルティギアXrdで開発された高クオリティのグラフィック。

 

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そしてドラゴンボールファイターズ同様の高い原作再現度。

ファンには文句なしの出来だと思いますし、本家グラブル未プレイの人も惹かれるものがあるんじゃないでしょうか。

また楽曲も原作で使用されてる曲やキャラソンのアレンジ、またボーカル入りの曲として人気の高いParadise LostとParade's Lustが収録されていてこちらも満足いく出来になってます。


【グランブルーファンタジー】『Parade's Lust』歌詞付き視聴動画

(本家グラブルでも屈指の人気を誇るParade's Lust 一時期オンラインにベリアルが溢れ返ったため高頻度で聴くハメに)

 

で、肝心の格ゲー部分なんですけど、ここは全て説明していたら長くなる(めんどくさい)ので省略します。

まあそもそもゲーム性の良し悪しというよりは好みに合うかどうかが大きいので。気になる人は調べてみてください。

そして格闘ゲームでは絶対に外せないオンラインの出来なんですけど、こちらもお馴染みのランクマッチにプレイヤーマッチ、そしてオンライン上の仮想ゲームセンターになるロビーマッチと、オンのラグ含めて全て問題ない仕上がりになってます。

ただ、途中で追加された初心者向けのロビーが全く機能してない点だけはマイナスポイントですね。なんで最初から用意しなかったんでしょうか。

そして次に気になるのが、オンライン対戦をするつもりのないユーザー向けのオフライン要素なんですが、この部分での目玉パートとなるRPGモードはハッキリ言って面白くないです。

しかもロードも長い。ストーリーもあんまりやる気が無い。

それなのに武器スキン等を拘ろうとすると、どうしてもこのモードをある程度やり込まないといけない。いやこの部分は流石に褒めれない。

ですから今作はネット対戦をやるつもりのない方にはあまりオススメはできないですね。

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本当にグラブルが大好きで、原作キャラ達を綺麗なグラフィックで動かせるだけで楽しめる人ならまあアリかなって印象です。

 

……と、普段ならここで終わるんですが今作は他作品には無いセールスポイントがまだあります。

それはソフトやDLCを購入することによって本家グラブルで手に入る特典。

宝晶石や貴重アイテムに限定スキンや限定ガチャチケット。現在グラブルをプレイしていて、今後も遊び続ける予定ならあまりにもアドがでかすぎるので購入した方がいいですね。

こういったセールスポイントは今までの家庭用ゲームでは殆ど無かったので、このおすすめの仕方はどうなんだろうとは思いますが。

まあでも購入金額の元を余裕で取れるので、ある意味では太っ腹なのかもしれません。

 

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今後もキャラが追加予定でまだオンにも人がいるので対戦にはとりあえず困らないです。

ただ同じアークの看板タイトルである、ギルティギア新作のGUILTY GEAR -STRIVE-が今年4月に発売されたら一気に人口が減るのは間違いないと思うので、オン対戦を遊ぶ予定の人は早めの購入をおすすめします。

 



ペルソナ5 スクランブル ザ ファントムストライカーズ

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ペルソナ5のスピンオフでコーエーテクモと共同開発された今作。

無双シリーズファンの人にキレられそうですけど、プレイ前は正直な話

「ガワだけ変えて毎度毎度コピペみたいな内容を出し続けてるいつものやつね。で、今回はペルソナ無双と。はいはい、分かった分かった」

みたいな印象を持ってました。

いやほんとすみません。

ところが実際にプレイしてみたらイメージと全く違っていて、ちゃんとアクションRPGとしてしっかり作られていたんですよね。

ダンジョン探索部分(今回はパレスでなくジェイル)もペルソナ5らしさが充分に備わっていて満足できましたし、何よりも戦闘がしっかりペルソナ5感出せてる。

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通常攻撃の近接武器と銃撃で闘いつつ、スキルで相手の弱点属性を突いてのダウン、そしてそこからの総攻撃。無双シリーズっぽい操作感も勿論あるんですけど、ノリは完全にペルソナ。

しかも今作は本編の仲間キャラが最初から全員揃っていて、主人公のジョーカー以外も操作できるのでファンにはかなり嬉しい。

相変わらずジョーカーはペルソナを自由に付け替えられますし、仲間キャラもそれぞれ動きに個性があるので戦闘はなかなか飽きにくい出来になってるんじゃないでしょうか。

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次にシナリオなんですけど、これがまた後日談としてちゃんと作られてますし、本編の雰囲気をしっかり引き継げてる。

いや、ぶっちゃけた話をしますけど、ペルソナシリーズのスピンオフはシナリオの出来がかなり微妙な作品が多くて、一部は良い作品もあるんですけど基本的におすすめできなかったんですよ。

作品によってはキャラ崩壊も若干起きていて、お堅いお嬢様キャラがノリノリで踊っていたり、従姉妹が姪に設定が変わっていたり

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あと1番酷えのはお前だよ。

話が脱線しましたけど、今作はそういった違和感は殆ど無いので最後まで安心して遊べましたね。ストーリーは文句なしで良かったです。

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(個人的にはキャンピングカーで仲間と全国を旅していく流れがかなり好み。みんなで車中泊とか普通に羨ましい)

 

目立った欠点はあまりないんですけど強いて言えば、メニュー画面の項目選択時にキャラが毎度ポーズをキメすぎて若干テンポが悪くなっていることと、ショップでのアイテム購入数に何故か毎回上限があって1度に大量購入出来ないことがちょっとだけ気になりました。

あと敵の火力、特にボスの火力が難易度ノーマルでもかなり凄まじいことになっているので、アクションゲームが苦手な人にはもしかしたら難しいかもしれません。きつく感じた人は無理せず難易度を下げましょう。

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という訳で今作はかなりおすすめできる作品になっているんじゃないかと思いますね。

ただ勿論、ペルソナ5本編をクリア済でないと話の訳が分からないので、今作をプレイする前にペルソナ5ペルソナ5ロイヤルをクリアしておいてください。

(P5本編クリアに約100時間掛かるのがある意味今作最大の欠点かもしれない……)

 



3本で力尽きたのでここで一旦終わります。

続きはいずれ………