しんのブログ

結局ゲーム

River City Girls

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ここ数年、年末年始の連休の後半は毎年時間を持て余してPSストアから手頃なゲームを漁ってるんですが、その流れで今年購入した作品がこれでした。

定価は約3000円で、セール中だったので自分は約2000円で購入。

内容は熱血硬派くにおくんの外伝なんですが

開発が海外のメーカーなのでキャラクターはかなりアメリカンなアレンジが加えられていて、

例えば今作主人公の「みさこ」と「きょうこ」

そしてシリーズ主人公の「くにお」と「りき」がこんな感じになっています。 

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りきがツーブロックになっていて笑いましたけど、良い感じに今風のキャラデザにアレンジされてるんじゃないですかね。

中でも特に凄まじいアレンジをされているのが

山田で、今まではこんなキャラだったんですが

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今回はこんなことになってます

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この辺の原作とのギャップも今作の楽しみの1つになっているため、原作の知識がちょっとでもある方が今作を楽しめるのは間違いないかと。

ただもちろん原作シリーズ未プレイでも、作品自体の出来がかなり良いので問題なく楽しめるかと思います。

 

まず演出面なんですが、全体的にかなりクオリティが高いです。

とりあえずこのOPを見てもらいたいんですが

海外アニメのノリが強くて、好きな人にはかなり受けそうな感じがします。

 

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日本のアニメだとキルラキルみたいなTrigger作品が好きな人にはおすすめしたいですね。

また、ストーリー途中にこの様な漫画風の演出も入るんですけど個人的にはこれもかなり好みでした。

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それとBGMの方もボーカル入りの良曲が多くて、今作の演出面は本当に文句無しですね。

 

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ゲーム内容は今までのくにおくん同様ベルトスクロールアクションになっています。

敵を倒してレベルを上げ、お金を貯めて技やアイテムを購入して自キャラを強化する。

そしてステージ毎のボスを倒してストーリーを進めていく。内容はだいたいこんな感じです。

難易度の方はアクションゲームに慣れていない人には少し高めかもしれません。慣れてる人には多分丁度いいくらいかと。ただ、問題点もあるのでそこは後でまとめて書きます。

ボリュームは個人的には長過ぎず、短過ぎずで丁度いいくらいに感じました。仮に物足りなくてもこの作品のプレイアブルキャラは、みさこときょうこ、そして1度クリアするとくにおとりきが追加されて計4人になるので、キャラ変更して一応遊べます。

キャラ毎に技も違うので自分なりにコンボを伸ばしたりして遊ぶのもアリかと思いますね。

 

問題点

今までは褒めっぱなしでしたが、ここからはこの作品の問題点や人によっては微妙かもしれない部分に触れていきます

 

攻撃ボタンとエリア移動ボタンが同じ

このゲームは移動の際に、エリア移動のオブジェクトに触れて□ボタンでエリアを移動するんですが、この□ボタンが攻撃ボタンと同じなんですよね。敵を殴ってる最中にエリア移動してしまうことが結構ありましたし、これはちょっと何とかしてほしかったです。

 

序盤の難易度が高く終盤になるほど低くなる

原因は自キャラの成長度なんですけど、序盤は使える技も少ないのでやれることも少なく、キャラのステータスも低いため操作に不自由な部分があり、結果として難易度が高くなってしまいます。逆に自キャラが成長した終盤はどんどん低難易度に。

体感として2〜4番目くらいまでのボスが1番難しく、終盤になるほどボスが弱くなっていきました。特にラスボスと隠しボスが弱く感じるのは盛り下がってしまいましたね。

 

日本語ボイスが無く英語ボイスのみ

日本語字幕はありますけど、日本語ボイスはないです。個人的には作風的に英語ボイスの方が合っていると感じたのでそれほど気になりませんでしたし、英語版の声優さんの演技は良かったです。

ただ、人によっては日本語版が無いのは残念かもしれません。

 

強すぎるキャラの改変要素

キャラクターのアレンジについては最初に良い部分として説明したんですが、このシリーズに思い入れが強い人には欠点になる可能性もあります。

一部キャラがあまりにも原作と掛け離れてしまっていて、例えば「ごだい」なんですが、

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今作では何故かゴミ箱から出てくるような謎のキモキャラにアレンジされています。

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(あまりのキモさにみさこもこの対応)

 

それとこのシリーズ本来のヒロイン的ポジションの

「はせべ」と「まみ」が嫌味な敵役として出てきたり

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この辺は原作が好きな人には微妙に感じるかもしれません。自分はシリーズに強い思い入れがあるわけではないので気になりませんでしたが。

 

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ちなみに自分は「はせべ派」です。よろしくお願いします。

 

まとめ

まあ気になる点も微妙にあるんですが、値段を考えたらかなりクオリティの高い良ゲーだと思います。ちょっとした暇潰しに丁度いいボリュームですし、オフライン限定で2人プレイも可能なので知り合いと遊ぶのにも丁度いいんじゃないですかね。

それにしても、この作品も2019年に発売されてるんですよね。2019年は家庭用ゲームが豊作過ぎて一体何が起きているのか。

2020年もこの流れが続くことを期待しています!

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