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結局ゲーム

今年遊んだPS4作品の紹介とか感想 Ver.2020 その1

えー、だらだら書いてたら2021年になりました。

いや先に言い訳させてもらいますと、今回はちゃんと全ての作品を遊び終えてから感想を書こうと思ったんですよ。

そう決意する原因となった2019年版の感想がこちらなんですが

shinnos.hatenadiary.jp

shinnos.hatenadiary.jp

当時まだ序盤しか遊んでいなかったサクラ大戦を良ゲー扱いするという過ちを犯してしまったので、今回は全作品クリア後に感想を書いています。

ですから今回ばかりは取り扱った作品の評価が後に変わることはありません。多分。

多分ね。

 

で、どういった内容なのか改めて簡単に説明すると

  • 2020年に発売された作品限定
  • 現行ハードはPS4しか所持してなく、PCでゲームをやる環境もないので取り扱う作品はPS4のみ
  • ラストに個人的ゲームオブザイヤーを決めるけど、あくまで個人の感想なので好みの影響も大きいよ

といった内容となってます。

 

ちなみに2019年の個人的ゲームオブザイヤーは

十三機兵防衛圏です

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ただ、今年は遊んでいない大作や話題作が結構多いんですよね。

具体的なタイトルを先に挙げておくと

ファイナルファンタジーVII リメイク

(どうせ2作目が発売されるのは何年も先だし…)

ラストオブアス2

(そもそも1をプレイしていない)

Ghost of Tsushima

(遊ぶタイミングを完全に見失なった)

サイバーパンク

(PS4版もPS5版も終わってた)

といった感じで、今年の本家GOTY受賞作品やノミネート作品をことごとく遊んでいないのでそこはご了承下さい。

 

という訳で前置きが長くなりましたがどうぞ。

 

龍が如く7 光と闇の行方

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実はこの作品は全く期待してなかったんですよ。理由は言うまでもなく5と6のシナリオの出来が酷かったからなんですが。

ところが蓋を開けてみたら、ストーリーがびっくりするくらい面白くて本当に驚きました。

いやマジでむちゃくちゃ面白い。

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出てくるキャラクターも良いキャラが多くて仲間にも愛着が湧きますし、そもそもRPGでの序盤のメンバーが

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40歳無職

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41歳ホームレス 

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59歳無職

この時点でもう面白い。

まあこの展開は主人公が桐生一馬のままだと無理だったでしょうし、春日一番への主人公交代は上手く回ったように見えます。

シナリオの出来に関しては当然好みもあるんですが、個人的には龍が如く0やジャッジアイズに匹敵する出来だと思いますし、龍が如くシリーズを遊んだことのない人も問題なく遊べる内容になっているのが偉い。

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また今作でもサブストーリーやミニゲームといった、いわゆるいつもの龍が如くの世界観を余すことなく満喫することができるので、そういった面でもシリーズ入門作品としてオススメ。

今作をきっかけに過去作を遊んだ人も多いんじゃないでしょうか。

ただ、RPG部分に関してはやや難ありな部分もあって、戦闘のテンポが微妙に悪いうえに一部の雑魚敵が無駄に固かったり、敵との位置関係によってはキャラの動きがおかしくなったりと若干気になる部分もあります。

しかも戦闘自体もかなりシンプルな内容なのでゲームオタク目線だと物足りない部分も目につくんじゃないかなと。

ただ冷静に考えると、今作は今までのシリーズガン無視でいきなりRPGに変更されたわけなので、このシンプルさはライトユーザー向けに配慮された結果なのかもしれません。

(そういった部分は育成やジョブシステムの単純さからも見て取れます)

ですので、結果としてはこの仕様で正解だったのかなと今となっては思いますね。

という訳で、コアなゲームオタクにはちょっと戦闘部分が物足りないかもしれないですけど、

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馬鹿馬鹿しくて笑える演出等を楽しむことメインでプレイすれば充分楽しめると思いますので、気になっている人はぜひ手に取ってみてください。

 

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あ、あと堤真一さんかっこよかったです

 

龍が如く7 光と闇の行方 - PS4

龍が如く7 光と闇の行方 - PS4

  • 発売日: 2020/01/16
  • メディア: Video Game
 
龍が如く7 光と闇の行方 インターナショナル - PS5

龍が如く7 光と闇の行方 インターナショナル - PS5

  • 発売日: 2021/03/02
  • メディア: Video Game
 

 



グランブルーファンタジーヴァーサス

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大人気スマホRPGの家庭用ソフトということで、移植としては一つの鉄板ジャンルでもある格ゲーとして今作は発売されたわけなんですけども。

開発はあのギルティギアブレイブルーでお馴染みのアークシステムワークスが担当しています。

このアークは以前にも、ペルソナ4ドラゴンボールを格ゲー化したP4Uドラゴンボールファイターズを世に送り出した実績があるので、原作付き格ゲーとしては間違いないメーカーをサイゲは選んだなというのが第一印象でした。

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演出面に関してはギルティギアXrdで開発された高クオリティのグラフィック。

 

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そしてドラゴンボールファイターズ同様の高い原作再現度。

ファンには文句なしの出来だと思いますし、本家グラブル未プレイの人も惹かれるものがあるんじゃないでしょうか。

また楽曲も原作で使用されてる曲やキャラソンのアレンジ、またボーカル入りの曲として人気の高いParadise LostとParade's Lustが収録されていてこちらも満足いく出来になってます。


【グランブルーファンタジー】『Parade's Lust』歌詞付き視聴動画

(本家グラブルでも屈指の人気を誇るParade's Lust 一時期オンラインにベリアルが溢れ返ったため高頻度で聴くハメに)

 

で、肝心の格ゲー部分なんですけど、ここは全て説明していたら長くなる(めんどくさい)ので省略します。

まあそもそもゲーム性の良し悪しというよりは好みに合うかどうかが大きいので。気になる人は調べてみてください。

そして格闘ゲームでは絶対に外せないオンラインの出来なんですけど、こちらもお馴染みのランクマッチにプレイヤーマッチ、そしてオンライン上の仮想ゲームセンターになるロビーマッチと、オンのラグ含めて全て問題ない仕上がりになってます。

ただ、途中で追加された初心者向けのロビーが全く機能してない点だけはマイナスポイントですね。なんで最初から用意しなかったんでしょうか。

そして次に気になるのが、オンライン対戦をするつもりのないユーザー向けのオフライン要素なんですが、この部分での目玉パートとなるRPGモードはハッキリ言って面白くないです。

しかもロードも長い。ストーリーもあんまりやる気が無い。

それなのに武器スキン等を拘ろうとすると、どうしてもこのモードをある程度やり込まないといけない。いやこの部分は流石に褒めれない。

ですから今作はネット対戦をやるつもりのない方にはあまりオススメはできないですね。

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本当にグラブルが大好きで、原作キャラ達を綺麗なグラフィックで動かせるだけで楽しめる人ならまあアリかなって印象です。

 

……と、普段ならここで終わるんですが今作は他作品には無いセールスポイントがまだあります。

それはソフトやDLCを購入することによって本家グラブルで手に入る特典。

宝晶石や貴重アイテムに限定スキンや限定ガチャチケット。現在グラブルをプレイしていて、今後も遊び続ける予定ならあまりにもアドがでかすぎるので購入した方がいいですね。

こういったセールスポイントは今までの家庭用ゲームでは殆ど無かったので、このおすすめの仕方はどうなんだろうとは思いますが。

まあでも購入金額の元を余裕で取れるので、ある意味では太っ腹なのかもしれません。

 

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今後もキャラが追加予定でまだオンにも人がいるので対戦にはとりあえず困らないです。

ただ同じアークの看板タイトルである、ギルティギア新作のGUILTY GEAR -STRIVE-が今年4月に発売されたら一気に人口が減るのは間違いないと思うので、オン対戦を遊ぶ予定の人は早めの購入をおすすめします。

 



ペルソナ5 スクランブル ザ ファントムストライカーズ

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ペルソナ5のスピンオフでコーエーテクモと共同開発された今作。

無双シリーズファンの人にキレられそうですけど、プレイ前は正直な話

「ガワだけ変えて毎度毎度コピペみたいな内容を出し続けてるいつものやつね。で、今回はペルソナ無双と。はいはい、分かった分かった」

みたいな印象を持ってました。

いやほんとすみません。

ところが実際にプレイしてみたらイメージと全く違っていて、ちゃんとアクションRPGとしてしっかり作られていたんですよね。

ダンジョン探索部分(今回はパレスでなくジェイル)もペルソナ5らしさが充分に備わっていて満足できましたし、何よりも戦闘がしっかりペルソナ5感出せてる。

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通常攻撃の近接武器と銃撃で闘いつつ、スキルで相手の弱点属性を突いてのダウン、そしてそこからの総攻撃。無双シリーズっぽい操作感も勿論あるんですけど、ノリは完全にペルソナ。

しかも今作は本編の仲間キャラが最初から全員揃っていて、主人公のジョーカー以外も操作できるのでファンにはかなり嬉しい。

相変わらずジョーカーはペルソナを自由に付け替えられますし、仲間キャラもそれぞれ動きに個性があるので戦闘はなかなか飽きにくい出来になってるんじゃないでしょうか。

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次にシナリオなんですけど、これがまた後日談としてちゃんと作られてますし、本編の雰囲気をしっかり引き継げてる。

いや、ぶっちゃけた話をしますけど、ペルソナシリーズのスピンオフはシナリオの出来がかなり微妙な作品が多くて、一部は良い作品もあるんですけど基本的におすすめできなかったんですよ。

作品によってはキャラ崩壊も若干起きていて、お堅いお嬢様キャラがノリノリで踊っていたり、従姉妹が姪に設定が変わっていたり

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あと1番酷えのはお前だよ。

話が脱線しましたけど、今作はそういった違和感は殆ど無いので最後まで安心して遊べましたね。ストーリーは文句なしで良かったです。

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(個人的にはキャンピングカーで仲間と全国を旅していく流れがかなり好み。みんなで車中泊とか普通に羨ましい)

 

目立った欠点はあまりないんですけど強いて言えば、メニュー画面の項目選択時にキャラが毎度ポーズをキメすぎて若干テンポが悪くなっていることと、ショップでのアイテム購入数に何故か毎回上限があって1度に大量購入出来ないことがちょっとだけ気になりました。

あと敵の火力、特にボスの火力が難易度ノーマルでもかなり凄まじいことになっているので、アクションゲームが苦手な人にはもしかしたら難しいかもしれません。きつく感じた人は無理せず難易度を下げましょう。

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という訳で今作はかなりおすすめできる作品になっているんじゃないかと思いますね。

ただ勿論、ペルソナ5本編をクリア済でないと話の訳が分からないので、今作をプレイする前にペルソナ5ペルソナ5ロイヤルをクリアしておいてください。

(P5本編クリアに約100時間掛かるのがある意味今作最大の欠点かもしれない……)

 



3本で力尽きたのでここで一旦終わります。

続きはいずれ………

ライザの胸や太ももに釣られて購入した人は多分このゲーム途中で辞めてる

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今回は作品の紹介じゃなくてただの感想です。

ちなみに自分はそんな邪な気持ちで購入したわけじゃないのでちゃんとクリアしましたし、トロコンまで遊びました。

 

まずこのタイミングでこの作品をプレイしたきっかけなんですが、単純に続編のライザのアトリエ2の発売が決定したからですね。

そんじゃ試しに1を遊んでみるかと。

 

そもそもこの作品、ライザの太ももの話題ばかりで肝心のゲームの評判は一切耳に入ってこないし、実際どうなんだろと思いながら遊んでみたものの

うーん、まあ正直ぼちぼちというか。

シナリオに関しては少年少女達の一夏の物語

といった感じで、好みの題材ではあったんですけど、割と先が読める展開でしたし序盤は特に惹きつけられるものがなくてなかなか厳しいものがありました。

シナリオ中盤にパーティメンバーが全員集まったタイミングで通常戦闘曲が変わるんですけど、その辺りからシナリオもジワジワと面白くなっていった印象ですね。

 

そういえば戦闘曲といえば自分がアトリエシリーズをプレイしたのはこれが2作目で、初めてプレイしたのはソフィーのアトリエだったんですが、この作品の通常戦闘BGMには

雲雀東風(ひばりごち)とかいうめちゃくちゃ良い曲があるんですけど


【ソフィーのアトリエ】雲雀東風【BGM】

 

今作ライザのアトリエの通常戦闘曲は

前半曲の啓蟄、嬰の足(けいちつ、えいのあし)


【BGM】ライザのアトリエ - 啓蟄、嬰の足 (戦闘曲 前半)

後半曲の穀雨、麦の風(こくう、むぎのかぜ)


殻雨、麦の風 【ライザのアトリエ】【戦闘BGM】通常戦闘曲2【30分耐久】

の2曲だったんですが、どちらも本当に良い曲でしたね。

これらの楽曲を含めた世界観は唯一無二で、本当に素晴らしいんですけど、どうしても全体的に作業ゲー感が強めなのが人を選ぶ。

作業ゲーが苦手な人は間違いなく途中で挫折してしまうでしょう。

ただ、この作業ゲー部分を否定してしまうとこのシリーズの根幹部分の否定になってしまうのが難しいところ。

 

その辺りを色々と語り始めたらまた長くなるのでここらでまとめますが、結論から言うとやっぱりまあぼちぼち面白いくらいの印象でしたね。

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もちろんキャラクターや世界観はとても魅力的だったのでそこは間違いなくおすすめなんですけど、うーん……メインのシナリオが割と短めで結構淡々としてた様な気が。

ぶっちゃけた話、以前プレイしたソフィーのアトリエの方が面白かったですね。

とりあえず2も暇になったら購入しようかなと思ってるので、次作ではもっとストーリーが盛り上がることを期待しておきます。

 

 

 

よふかしのうた

Creepy Nutsというユニットのこんな曲がある

 


Creepy Nuts / よふかしのうた【MV】

 

自分も初めて夜中まで夜更かしをしたのは13とか14歳くらいだっただろうか。

堪らなくワクワクしたことをよく覚えている。

 

夜中まで起きていること自体に背徳感を感じていたし、深夜に放送されていた番組は昼間やゴールデンタイムとは明らかに違う雰囲気を醸し出していてドキドキした。(当時の深夜番組は特に色々な意味で特別だった)

 

とは言っても、そこは学生。

次の日の授業のことを考えるとそう簡単に夜更かしなんか出来るわけもなく、当時の自分にとってそれは滅多に体験できない特別な時間だった。

 

それから数年後、紆余曲折を経て自分はフリーターに。

いや、別に全然複雑じゃないか。とりあえずこれといった目標も無く動いていた結果、不本意ながらもフリーターにたどり着いた。

 

当時自分は夜シフトで働いていて、バイトが終わるのがだいたい0時くらい。

ここで自分の夜更かし癖が完全に覚醒した。

バイト終わりにバイト仲間との飲み会や誰かの家に集まってのバカ騒ぎ。

めちゃくちゃ楽しかった。

適度な仕事に学生時代とは比べ物にならないくらい自由に使える収入、そして何よりも夜中に活動できる毎日。当時の自分の幸福度はマックスだった。

この時の経験が原因なのか、それとも生まれ持った特性なのか分からないが、いつの間にやら自分は何をするにも夜中にしか動けなくなっていた。

これは社会人になっても全く変わらなくて、勿論仕事や用事などは昼間に問題なくこなせるが、プライベートの自由な時間はいつも深夜にしか活動できない。

昼間はひたすらだらだら過ごして、いつも夜の0時を過ぎると動き始める。

今は別にテレビなんか見ないし昼間に起きてようが夜に起きてようが変わりはないはず。

 

でも自分は夜中という時間がいまだに好きだった。

 

静まり返って虫の鳴き声しか聞こえてこないあの雰囲気。そして皆が寝ている時間に起きている背徳感。

こんなもの大人になれば皆卒業するはずなのに、精神年齢がお子様ランチの自分はまだ夜更かしで高揚していた。

睡眠時間なんか削りに削っていたし、

「きついのは明日の俺だから俺じゃない」

とか訳の分からないことも言っていた。

 

そんな生活をずっと続けていたつい先日、ついにそのツケを払う日がやってくる。

体調を死ぬレベルで壊し、2週間くらい地獄を見た。体重も2週間で4kg落ちたし今までとは明らかに違う身体の異変。

やっぱり健康は掛け替えのないものだと今回ばかりは身に染みて感じたし反省もした。

 

まあ原因はもちろん夜更かしだけじゃないんだけど……とりあえず生活習慣を全て見直すことに。

 

どうやらいよいよ卒業の時が来たようだ。

 

夜中には色々な思い出があるし、悩んでる心を落ち着けたりしてもらった事も何度もある。

逆にめちゃくちゃネガティブになったりもしたな。

とにかくどんな人間も受け入れてくれる寛大な方でした。

 

どうせ自分はいい加減な人間なんで、すぐにまたこの時間に帰ってくるだろうけど、とりあえずここで一区切りということで。

 

長い間お世話になりました。

 

よふかしのうた (ラジオ盤) (特典なし)

よふかしのうた (ラジオ盤) (特典なし)

  • アーティスト:Creepy Nuts
  • 発売日: 2019/08/07
  • メディア: CD
 



 

VA-11 Hall-A: Cyberpunk Bartender Action

今回書いた記事はありがたい話なんですが、この作品の感想紹介を是非書いて欲しいとリクエストをいただいたものになってます。

ありがたい話なので、さっそく書くぞ!

と意気込んでから、気が付けば2ヶ月くらい放置してしまっていて、改めて自分という人間のクソさを噛み締めていた限りです。

 

あと途中体調を死ぬほど壊していました。

皆さんも健康には気をつけてください。

夜更かしや暴飲暴食は卒業しましょう。

いや本当今年の暑さは尋常じゃないですから…

 

という訳で無駄に前置きが長くなりましたが、今回紹介する作品はベネズエラ

sukeban games(スケバンゲームス)から発売された

VA-11 Hall-A(ヴァルハラ)になります。

ちなみにインディーゲーです。

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とりあえずなんでこの会社名にしたと1時間程追求したいところなんですけど、まあある程度予想がつく通り、日本のサブカルにかなりの影響を受けた人達が集まってできたメーカーみたいですね。

作中でもちょこちょこと色々な小ネタが出てきますし、なんだったら2chニコニコ動画みたいな演出も出てきます。

そこだけ聞くと思わず敬遠したくなるかもしれませんが、本当に小ネタとして出てくるだけなので大丈夫。

 

舞台は西暦207X年のグリッチシティという架空の都市。

政治に警察組織、そして街を牛耳る財閥企業も完全に腐敗しきっていて、貧富の差も激しく治安も最悪なディストピア

今作はそんな街にある1軒のバー

VA-11 Hall-A  通称「ヴァルハラ」のバーテンダーであるジルが主人公になります。

 

ストーリーのジャンルとしてはSF サイバーパンクに分類される内容ですね。

 

システム・シナリオ

まずグラフィック

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いわゆるレトロ調のデザインをしてます。

正直ここは好き嫌いが別れる部分というか、恐らくこの雰囲気にピンと来るものが無い人は、この作品に興味を持つこともないんじゃないかと。

自分としては懐かしさもあり、好みの雰囲気をしたデザインでしたね。

それとBGMも良い曲が多くてこの作品のお洒落な雰囲気をより一層高めてくれています。

 

本作はいわゆるコマンド選択式アドベンチャーゲームに分類されます。多分。

普通のコマンド選択式アドベンチャーと違うのは、「見る」「調べる」「移動」といったコマンドや選択肢が本編ではほぼ無く、客にカクテルを作ることによって物語が展開していくところですね。

また、バーには

新聞社の編集長、探偵、凄腕の女ハッカー(巨乳)、殺し屋、アンドロイド、24時間365日自分の生活を配信している女、水槽に入った脳味噌、犬

など個性的なキャラが沢山やって来るので、そこでカクテルを提供していくことになります。

客からの注文は「○○が飲みたい」みたいな具体的なやつだけでなく、「甘くて冷たい物」みたいな味だけの指定だったり「男らしいカクテル」みたいな抽象的な物まで。

 

ここで作るカクテルは完全にプレイヤーに委ねられるので、男らしいカクテルが飲みたい客に甘くてガーリーなカクテルを作ったり、カクテルの中にアルコールを大量にぶち込んで客を泥酔させるのも自由。

ただ、客の望んでいないカクテルを出すとその日貰える給料が減ってしまうので要注意。

主人公のジルが家賃を払えなくなるとバッドエンド確定になります。

 

シナリオに関しては、ストーリーが進むにつれて事件が起きたりと物語が動いていきますが、ジルとお客のやり取りがあくまでもメイン。

お酒を飲みながらの会話になるので、酔った客が悩み話を始めたりするわけなんですけど、このやり取りがとても良かったですね。

仕事や家族との関係、自分の生き方に関しての悩み。

それからアンドロイドが抱える自分という存在に対しての疑問等、架空のSF世界の登場人物達の迷いは現代のプレイヤーにも充分通じる部分があって感情移入しやすかったです。

 

ただ会話に関してはかなり卑猥な内容も多くて

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いわゆるセクサロイドのドロシーは泥酔させると客とのプレイの内容を赤裸々に話し始めますし、そもそも他の客との会話でも

セックスとかペニスとかディルドーみたいな単語がわりと頻繁に飛び出してきます。

このゲーム本当にSwitchでも発売したのか……?

といった気持ちになるんですけど

まあそんな訳でちょっとそういった表現が苦手な人は要注意ですね。

あと海外ゲーということで表現が進んでいる部分があるのか、同性愛者の登場人物もちょくちょく出てきます。

そもそも主人公のジルもバイセクシャルですしね。

 

主人公ジル

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このゲーム最大の魅力は個人的には主人公のジルでしたね。

クールでややドライな考え方の持ち主なんですけど、根底にあるものはネガティブではないというか。

客の悩みに対してのジルの返答や考え方は納得させられる物が多くて思わず感心しましたし、

また、ジル自身もずっと抱えてる悩みを持っていて、特に彼女が過去に抱いた迷いや恐怖心に関してはめちゃくちゃ感情移入が出来ましたね。

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そんなクールな彼女も自宅に帰ると飼い猫と腹話術を使って1人で会話していたり、昔はガチガチのオタクで色々と黒歴史を持っていたりとで、本当可愛いキャラしてるんですよ。

 

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まあなんか場面場面によって微妙に顔が変わってるような気もしますが……

 

Time to mix drinks and change lives.

一日を変え、一生を変えるカクテルを!

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というわけで、そこそこの文字数になったのでここらでまとめます。

結論から言うとかなり面白いアドベンチャーゲームでしたね。

元々この作品に興味を持っていた人は購入して大丈夫だと思います。

ゲーム性としてはアドベンチャーゲームなので物語を読み進めるのがメインということで。

物語の謎や登場人物達の行動が全て説明されるわけではないので、色々と自分で想像や考察するのが好きな人にはなおオススメって感じです。

欠点は万人受けする作風ではないことと、カクテルを作る時の操作が若干やり辛く感じた部分くらいですかね。

値段も安いのでコスパを考えたら充分すぎるクオリティじゃないでしょうか。

 

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また、今作の続編になる

N1RV Ann-A(ニルヴァーナ)も今後発売予定なので、興味がある人は今のうちに遊んでみてはいかかでしょうか?

お酒が好きな人はぜひお酒を片手に本作をプレイしてみてください。

VA-11 Hall-A ヴァルハラ - Switch

VA-11 Hall-A ヴァルハラ - Switch

  • 発売日: 2019/05/30
  • メディア: Video Game
 
VA-11 Hall-A ヴァルハラ - PS4

VA-11 Hall-A ヴァルハラ - PS4

  • 発売日: 2019/05/30
  • メディア: Video Game
 
VA-11 Hall-A (ヴァルハラ) - PSVita

VA-11 Hall-A (ヴァルハラ) - PSVita

  • 発売日: 2017/11/16
  • メディア: Video Game
 

 

 

Serial experiments lain

 

先日この一挙放送で約10年ぶりにlainを全話見返しました。

最初はまあ1〜2話見たら切り上げようとか思ってたんですけど、いざ見始めたら止まらなくなって結局全13話最後まで見ちゃいましたね。

本当に面白い作品だったんですけど、話の内容は妙に陰鬱でやたら難解で、作中での設定や出来事の説明は必要最低限。少し乱暴な言い方をすると

自分で色々と考察して消化しろ。

ついて来れるやつだけついて来い。

みたいなアニメなんですよね。いや本当に中盤付近は露骨にそう感じる。

初見時はその辺りで訳が分からなくなったし、今回もそうなりそうだったので途中から雰囲気で見てました。

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ぜんぜんわからない、俺たちは雰囲気でlainを見ている。

 

ちなみにこのアニメが放送されたのは22年前の1998年で、まあ当然リアルタイムでは見てないですし、当時のサブカル界隈の雰囲気もよく知らないんですけど(子供だったので)

あの1995年に放送された、新世紀エヴァンゲリオンの爆発的ヒットが後の日本のサブカルに与えた影響は凄まじいものがあったでしょうし、更には世紀末の独特な雰囲気も相まって、90年代後半から00年代前半にかけてこの手の作品が大量に産まれてきたんだろなあと。

それとSFというジャンルにおいては

80年代にはAKIRA

90年代にはGHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊

がアニメ映画として世に出ていたので、とにかくlainみたいな作品が作られる土壌は既に出来ていたんじゃないかと思われます。

まあこの話についてはこの手のジャンルの知識がそれほど無いのでここらで止めておきますが。

 

というわけで、ここまで色々と書いてきましたけど、結局のところこのアニメを楽しめるかどうかは、設定や世界観が好みであるかよりも主人公の岩倉玲音に興味を惹かれるかどうかの方が大きいかと思いますね。

 


Serial Experiments Lain OP BD

この意味深なOP映像、そしてストーリー序盤からイマイチよく分からない玲音の存在。

 

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NAVI(この世界でのPC)に関して完全な素人だったはずなのに、異常な速度でその才能を開花させていく玲音。

それと同時にどんどんおかしくなっていく玲音の自室。

こういった一連の流れに引き込まれる人は、ストーリーがイマイチ理解出来なくても最後まで楽しめるんじゃないかと。

ただまあ、あまり玲音に感情移入し過ぎると後半辛くなってしまいますが。

 

それとストーリーに関しても、SNSVR文化が発展した現代では1998年当時よりかなり理解しやすい環境になってきてるんじゃないかと思います。

実際自分が10年前と比べてストーリーを飲み込みやすくなっていました。

あまり好きな表現じゃないんですが、時代がlainで描かれた世界に追いついてきたんだと思いますね。

 

という訳で海外でもカルト的人気を誇るこのアニメ。もし興味が湧いたのなら試しに視聴してみてください。

全13話なのでそこまで長くないですしね。

それとこの作品、初代PSからゲームとしても世に出てるんですが、こちらの相場は約4万円から。

金に糸目はつけねえ!という人のみ手を出してください。

serial experiments lain Blu-ray BOX

serial experiments lain Blu-ray BOX

  • 発売日: 2015/10/23
  • メディア: Blu-ray
 
serial experiments lain

serial experiments lain

  • 発売日: 1998/11/26
  • メディア: Video Game
 
yoshitoshi ABe lain illustrations

yoshitoshi ABe lain illustrations

  • 作者:安倍 吉俊
  • 発売日: 2005/09/05
  • メディア: 大型本